特集

視線の先

クロストーク:天野春果(川崎フロンターレ プロモーション部部長)×西川晃石(イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店店長)
インタビュアー:ラジオ コスギスイッチON!プロデューサー シチュー
協力:PUBLIC HOUSE武蔵小杉店

武蔵小杉駅高架下の路面にあるパブリックハウス。アペタイザーからピザやパスタ、グリルまで見た目も美しいメニューで人気の同店。
街のコミュニティ形成を担うお店になりたいという鳥越店長の協力のもと、公開収録を行った。時折聞こえる轟音は東急東横線の通過音。
収録はお茶を頂きながらのリラックスした雰囲気で行われました。カフェの喧騒を背に、普段のおしゃべりの延長線上のようなトークをお楽しみください。

 

クロストークインタビューから、一部抜粋

インタビュー開始前、番組宛に届いたおたよりをまとめてお渡しした。ふたり宛ての質問や、ラブコールに近い感謝のおたよりの数々があった。
twitterや番組サイトを通じて、短期間で集まった多数のおたより、その内容も拾わせて頂きながら、お話をお聞きしました。

…ふたりにはそれぞれ個人に対してファンがついているのを実感しました
天野「もちろんフロンターレのメインは選手。ただ選手と触れられる機会は限られている。僕は自分が媒体となって、好きになってもらうためフレンドリーにいたい」

…ふたりは愛の人であるとのおたよりを頂いたが、何に対しての愛をもっているか
天野「街の人が元気になって欲しい。これが一番」
西川「川崎に来て、フロンターレが川崎にとけ込んでいるのを紐解くと、地域愛が見えた。私たちも物販だけが仕事じゃない。等々力の行き帰り、勝っても負けてもお迎えする体制をつくりたい、お店が来て楽しかったなと思えるイベントをしたい」
天野「大事なのは愛されること。愛されて愛されて、そしてタイトルをとりたい」
西川「地域に愛されるお店になりたい」

天野「頑張れという言葉は言える。行動を起こす支援はなかなか出来ることじゃない。西川さんはそれをやっている」
西川「どれだけ地域に貢献できるか。地域にとけ込んでやっていることに価値があると思っている」

…西川さんも協力のない中アクションを起こした。天野さんの企画も当初は反対もあった?
天野「まず社内が理解できない。なぜサッカークラブがこんなことをする必要があるのか?やって示すしかない、結果を出す。必死だけど自信があった。そこは信念を持ってやっている」
天野「サポーターにはプレッシャーをかけて欲しい、もっと面白いことやってくれよと」

…娯楽が多様化した中で、ラジオというものをどう思うか
天野「僕はラジオで育った。ラジオは想像力、頭の中に絵を浮かばせてくれるもの。人間を成長させてくれ、仕事にも役立つ。今の仕事に活きている」
西川「フロンターレの試合中継など、かわさきFMにしかできないことに期待している。
天野「個性的な中継が聞きたい。ゴール決めたら巻き舌でゴーーールルルルル!みたいな。偏った地元愛で、地元に愛されるもの。クレームが来ないよう来ないようと考えるから当たり障りのない番組になる。とんがった番組を聴きたいなあ、かわさきFM!」
西川「私もとんがった店舗運営をやっている(笑)それで支持を得られている部分もある。かわさきFMもやって欲しい」

…アクションを起こすときの動機、どこに意義を見出してアクションするか
天野「いつも絵が先に浮かぶ、それを実現したい。天皇杯決勝の後、誰もいない駅に使い古したフロンターレのタオルマフラーが落ちていた。落としたマフラーにも気が付かず、振り向かずに帰ったんだと思ったらぼろぼろ涙が出た。そういう絵が浮かんで感情移入してしまう。それが原動力。落とした人!僕、持ってます(笑)家で洗いました。申し訳ないなと思うし、ありがたいなと思うし、頑張らなきゃな」
西川「応援させて頂いている側からすると、決勝までいけることがまず凄い。応援させて頂けるのがすごい幸せ」

…お互いの事をどう思っているか
天野「突き抜ける、とんがる、批判があってもやり通す。僕はそういう思ったことを形にしている人を応援している」
西川「オリンピック組織委員会に行ってからも協力できたらいい。天野さんが戻ってきた時に地域でやりたいことをできるように、我々も広げていきたい」

 


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